私にとって歳をとることはそんなに嫌なことではない

友達や周囲の人がよく、『歳をとるのはいやだね~』と言っています。
そのたびに、私ははてな?と思うのです。

たしかに歳をとることは、マイナスが多いです。
まず体がいうことをきかなくなってくる。あちらこちらが痛くなる。
いままでできていたことがやれなくなっているのです。

痛さに我慢できなかったり、もしかしたら大きな病気の前兆かも、、、、と心配になって病院に行っても、『これくらいならこの歳で普通ですよ』なんて片付けられることも多いのです。

気力にしても、若かった頃(50代くらいまで・・・かな)と比べると相当に衰退しています。

私にしてみればかなりずぼらな性格なのですが、その50代でもエイヤーっとやり出して片づけていたものが、今はエイヤーっと掛け声だけで終りかねないのです。
第一、掛け声さえ出てこないときがあります。

それでも私は歳をとるのは嫌だとは思えません。

私は小さい頃、いつも母に叱られるほど引込み思案で人見知りの性格でした。
初めて会う人なんぞには声も出なかったほどです。

それが、結婚し、子供ができ、仕事を始めることで少しづつですが、変わってきました。
私って対人恐怖症なのかなと思ったこともあるほどの人見知りが、この仕事をしたい、と思えば一人でハローワークに行き、スクールに授業見学をしに行き、と自分でも『おや?』と思うほど積極的に行動しているのです。

そして今60代に突入してからは、おせっかいおばちゃんほどではないのですが、電車の中で私より歳上のおばあさんなどに席を譲るのはおろか、落ちているゴミ拾いやちょっとした声かけなんぞ普通にできているのです。
以前は恥ずかしくてとてもじゃないけど、こんなことできなかったのに。

自分でも不思議・・・これが歳をとるっていうこと?
だとしたら、すてきなことではないの。

そう思える日が多いのです。

今までがおばちゃん行動だった友人ならこれまで通りだから、すてきだとかいいことだとかは日常なので感じられないのかもしれません。

でも引込み思案がいつの間にかおばちゃん行動に移行している私にとっては、面白くて仕方がないのです。

今日も痛い腰をさすりながら、集会所の靴を並べかえている私がいました。

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